2002年5月度麻河会議事録 日時:2002/5/11(土)13:00-18:00 場所:いつもの恵比寿 出席者:のっちん、真動ちゃん、メグル(我が弟)、麻植(記) テーマ:税金 〔皆様からの意見〕  日本の法人税は赤字の累積は5年しか認められていない  米国は20年まで認められている  ベンチャーを起こしても、日本だと初年度の赤字を5年以内に  一掃しなければ、損をする仕組みになっている  新しい産業を興しやすい税制になっていない  税金の集め方だけではなく、税金の使い方をセットにして考えなければ、  根本的な問題がわからず、正しい検討が出来ない    天下りの問題がある  天下りを受け入れなければ(暗に)認可の取り消しをちらつかせる  許認可制のテレビ局と新聞社をくっつけさせて言うことを聞かせる  新聞社の報道を(暗に)規制している  納税者の納税(しているという)意識が足りない  納めているというイメージではなく、取られているというイメージがある  東京は納税が多い割に社会インフラが整備されていない  石原都知事の入都税を取りたいというのももっともかも?  社会インフラの整備は国の仕事かもしれないが、ビジョンが  はっきりしていないことはやらないでほしい  ビジョンがはっきりしていて出来上がった姿がイメージできれば  増税もありかも  IT産業推進のためにコンテンツ製作の仕事で国の補助を  もらったことがある  横浜美術館の後ろ盾があったから取れたが中身は大した物ではなかった  役所の人間には予算を管理する能力はあっても、それが国が補助すべき  内容であるかどうかを判断する能力はない(様だ)  警察の罰金が警察に予算に組み込まれているのはやめて欲しい  →あれはあれで仕組みとしてはいいのでは?自己完結で  →しかし違反の検挙にノルマがあるのは、事故を減らすという元々の   目的からは外れているような気がする  相続税は高くして贈与税を安くすれば高齢者からの資金シフトが  起こって消費が刺激されるのでは?  (注)後日贈与税と相続税はセットで計算するルール検討の発表があった  少子化を何とかしないと納税者が減少する一方である  移民を受け入れるしかないか  税金以外にも取られているものがある  厚生年金・雇用保険・労働保険・・・  だから税金に対する意識が小さいのでは?  予算をプール制にすれば無理に予算を使いきろうとはしないのでは?  今年余らせた予算を来年に繰り越しできれば、自由な裁量ができる  →予算を決定するのは国会の重要な役割なのでこれは難しい  官僚の悪事をすべて暴くために、恩赦をするのがいい  期限付きで悪事を自供することにより、そのすべてを恩赦する  期限を過ぎて発覚したものは、厳罰に処す  こうすることで、一度透明化することができるのでは?  できることからやろう  まず、自分の周りの人の意識を高めよう  税金の使い方を知ろう  寄付の控除をしてほしい  寄付先の認定機関を増やして欲しい 〔結論〕  税金が対価だとしてそれに見合った支出をして欲しい  国民の意識をまず税金の使い方に目を向けさせる必要がある  税金の使い方が明確になれば、改革すべき方向も見えてくる  そのためには、マスコミが頑張る  国会議員が頑張る  教育もする  家族でも話す 〔参考〕  日経新聞に掲載されていた「税をただす」を課題図書として  読破した後に、議論に臨んだ  NIKKEI NET の特集「税をただす」  http://www.nikkei.co.jp/sp2/nt16/ 以上