<8月度麻河会議事録> 1.テーマ   合併による新組織運営について   A社とB社が合併をし、新組織のC社が設立。C社をスムーズに運営していくには   どうしたらよいか? 2.討論内容   まず、今回のテーマ提供者である宮沢氏より、自らが現在置かれている状況について  お話があり、そこから討論が始まりました。   その後、討論の論点は以下の2つに絞られました。   (1)会社をスムーズに運営してために、経営層・中間管理層・担当層の3層のそれぞれ      が、どのような役割を果たし、どのようなパフォーマンスをすべきか?   (2)合併によるシナジー効果の発揮や、理想の組織づくりを目指すに伴い必然的に発生      するリストラ(社員の解雇)にどう対処すべきか?  (1)について    →それぞれの階層が以下の役割を果たさなければならない     ◎経営層      合併の目的、経営の方針が明確にされている事業計画を作ること。多少理想論が      入っていても、合併の目的が明確にされ、進むべき道筋が定まっていれば、合併      新会社としてのアウトラインは固められ、企業として形作られる。逆にこれがあや      ふやであると、下の階層に対する指示・命令も不明確になり、企業としての体を      なさなくなる。     ◎中間管理層      合併の際に最も大きな役割を果たす層。      経営層が作成した事業計画に基づき、担当層に指示を下し、実状と照らし合わせ      ながら判断・決定をして、実際の合併を進めていくキーマン(マネージャー&プレイヤー)      とならなければならない。経営と担当との間に立ち、かなり厳しいポジションと      なる。しかも、リストラの肩たたき役にもならなければならない。     ◎担当層      経営→中間管理と流れてきた指示を実行する層。      企業が現在置かれている状況を最前線で体感している層であり、合併成功に必要      な事・問題点等を中間管理層に明示して、解決のために実行・行動しなければな      らない。     それぞれの層が以上のような役割をきちんと果たせば、理想の合併が出来るのでは     ないか。  (2)について    →合併の際にはリストラは不可欠。     ただし、リストラをするにしても企業としては採用責任があるので、受け皿を用意     したり、スキルを身につけさせる環境を与えるなどを行わなければならない。   3.その他   野津さんが持参された、インディソフトウェアの「街ングメーカー」は、ハードとTV   が合わず、残念ながら見れませんでした。。次回の勉強会に再度お持ちいただけるとの   ことですので、乞うご期待。                                        以 上